理事長挨拶
日本キングス・ガーデン理事長就任にあたって
高齢者福祉の根幹をなす、介護保険法は2000年4月に施行されています。この制度の目的は「高齢になり介護が必要となっても、尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるように社会全体で支える」と明記されています。また、2013年4月に施行された障害者総合支援法においても、「障害者及び障害児が基本的人権を持つ個人としての尊厳にふさわしい日常生活または社会生活を営むことができるように支援する」ことを目的とすることが記されています。いずれの法律も「高齢者及び障害者・児の尊厳」が保たれることを中心に据えた制度です。
昭和55年10月に日本キング・ガーデンは社会福祉法人として創設されました。その際の基本理念は「最も小さき者の一人にしたのは、すなわち、私にしたのである」、「夕暮れ時に光がある」、「その砂漠を主の園のようにする。そこには楽しみと喜び、感謝と歌声がある」との言葉です。これらの理念は、高齢に伴う心身機能の低下により、日常生活が周囲の介護に依存しなければならなくなることで、人格までも否定されたり、病気や社会的障壁や経済的困窮によって生きづらさを抱えている人たちに対して、生まれた時から死を迎えるその一瞬まで、「人として」「希望は失われず、楽しみと喜び、感謝」をもって人生を歩めるよう支えるというメッセージです。
創設以来、法人の働きは高齢者福祉のみでなく障害者・児の福祉へと拡がっていきました。これからも事業を通してキングス・ガーデンの理念に基づいた支援を変わりなくお届けしたいと願っています。
社会福祉法人日本キングス・ガーデン
理事長 張 博一